年齢とともに代謝が落ちてくると、体のあちこちに余計な脂肪がつきやすくなってきます。
中でも気になるのがお腹周りについたお肉で、見た目にも目立ちやすく、ダイエットをしてもなかなか思うように落とすことができないものです。
そんなお腹の脂肪を落とすためには、お腹周りの筋肉を鍛える腹筋が効果的だといわれます。
しかし、腹筋を行っても、思うように効果が出ないと感じる人も少なくありません。
そこで今回は、より効果的にお腹の脂肪を落とすことができる、正しい腹筋の方法についてまとめてみました。
まずは腹筋の種類を知ろう!
腹筋を正しく鍛えるためには、お腹周りについた腹筋をまんべんなく鍛えていく必要があります。
そうすることで、より効率よくお腹周りについた脂肪を燃焼減らし、お腹を引き締めていくことができます。
一言に「腹筋」といっても、以下の3つの腹筋が存在しています。
腹直筋:お腹の中心にあり、鍛えることで腹筋が割れたお腹を手に入れることができる
腹斜筋:お腹の横にあり、くびれを手に入れることができる
腹横筋(インナーマッスル):おなかの内側にあり体を支え、鍛えることで代謝を上げてカロリー消費量を高めていくことができる
一般的な腹筋では腹直筋の上部しか鍛えることができないため、この3種類の腹筋をまんべんなく鍛えていくことができる筋トレを取り入れて、お腹周りの筋肉を効率的にシェイプアップしていきましょう。
お腹の筋肉を効果的に鍛える筋トレ方法
1.クランチ
まずは基本の腹筋から始めてみましょう。
腹直筋の上部を鍛えることができます。
あおむけの状態で膝を曲げ、上半身を軽くおこして行います。
2.レッグレイズ
次に腹直筋の下部分を鍛えていく腹筋です。
仰向けの状態から膝を軽く曲げた状態で、足を地面から少し浮かせます。
そこから反動をつけずに足を上下に動かします。
足を上にあげすぎると腹筋が鍛えられなくなるので注意しましょう。
3.サイドプランク
腹斜筋を鍛えていくことができる筋トレです。
体を横向きの状態にして、ひじから下を床につけて体を支えます。
肩の下にひじをつけるようにしていきましょう。
足から頭までが一本のラインになるようにまっすぐにキープして、おなかとお尻に力を入れて維持します。
1回につき60秒ほどキープしていきます。
4.ドローイン
腹横筋を鍛えていくことができ、比較的初心者の方でも簡単にできる筋トレです。
あおむけの状態から膝を曲げ、おなかに手を添えて腹式呼吸で息を大きく吸います。
限界まで息を吸ったら、今度はお腹をへこませながら息を吐いていきます。
お腹が完全にへこんだ様態のまま、浅い呼吸を繰り返し20秒ほどキープしましょう。
複数の腹筋を鍛えて、理想のお腹周りに
これまで、腹筋運動を行ってもお腹周りの脂肪が落とせないかったという方は、1種類の腹筋しか鍛えられていなかったのかもしれません。
3つの腹筋をバランスよく鍛えることで、より早くダイエット効果が得られるようになるはずです。
さっそく毎日に運動習慣として始めてみてくださいね。