年齢を重ねると、おなかだけポッコリと出てしまうメタボ腹が気になったり、実際に健康診断で指摘を受けるようになった方も増えてくるのではないでしょうか?
そんなお腹周りがポッコリしてしまうのは、内臓脂肪がどんどん蓄積してしまうことに大きな原因があります。
内臓脂肪は見た目だけでなく、生活習慣病や動脈硬化など様々な病気のリスクを高める心配もあるのでそのままにせず、できれば減らしていきたいですよね。
でも、内臓脂肪を落とすには、具体的にどのようなことをすればいいのでしょうか。
運動で内臓脂肪を減らす方法
内臓脂肪は燃焼しやすいため、運動を行ってカロリーを消費することで、分解・燃焼させていくことができます。
特に効果的なのは有酸素運動です。
有酸素運動は、カロリー消費と同時に蓄積した脂肪を燃焼することができます。
ジョギング、サイクリングなどが上げられますが、いきなり激しい運動はつらいという人は、まずウォーキングを通勤時に取り入れてみることから始めてみましょう。
有酸素運動とあわせて筋トレを取り入れると、基礎代謝を高めることにつながります。そのためカロリー消費を加速させ、効率よく内臓脂肪を燃やしていくことができるのです。
簡単にできる筋トレは?
スクワット
筋トレといってもいろいろな方法がありますよね。おすすめはスクワット!
道具や場所をとることなく、その場で行うことができます。
下半身は筋肉量が多いため、スクワットを行うことで効率よく筋力アップをすることができ、代謝も高めることができます。
ドローイン
ドローインと呼ばれるエクササイズもおすすめです。
筋トレが苦手な方でも横になったまま行うことができ、お腹周りのインナーマッスルを鍛えることができるので、ぽっこりお腹を引き締めるためにも非常に効果的です。
まずは仰向けに横になり膝を立て、腹式呼吸をしながらゆっくりお腹をへこませます。
息を吐ききってお腹を完全に凹ませたら、その状態を10~30秒キープして、浅い呼吸を繰り返し、再び元に戻します。
最初は1回からでもいいので、慣れてきたら徐々に回数を増やしていきましょう。
生活習慣改善で内臓脂肪を減らす方法
内臓脂肪を減らすには生活習慣も重要です。
まずは食事の見直しです。
中には内臓脂肪を減らすために食事量を極端に減らしたり、回数を少なくする方もいますが、これは逆効果です。
余計なカロリーを吸収しないように、1日3食バランスのいい食事をとっていくことが大切です。
糖質や脂質は内臓脂肪をためる原因なので、脂っこい食事や味付けの濃い食事は避けるようにしましょう。
また腸内環境悪化も腸内不要な老廃物をため込み、さらに脂肪をため込みやすくする原因となります。
食物繊維多めの食事やオリゴ糖、ヨーグルトなどを利用して、腸内環境を整えていきましょう。
まずは生活習慣の見直しが大切
内臓脂肪を減らす方法について紹介しました。
この他にも質のいい睡眠やストレス軽減なども、ダイエット成功のカギになります。
運動量を増やすだけでなく、生活習慣を改善し、効率よく内臓脂肪を減らしていきたいですね。