朝起きると顔がパンパンにむくんでいたり、足のむくみで靴が脱げなくなったり…。
靴下の跡がくっきりついてしまうなんてことも、経験したことはあるのではないでしょうか?
むくみは下半身をさらに太く見せたり、ダイエットの妨げになるため、多くの女性の悩みの種でもあります。
しかし、そもそもむくみはどうして起こってしまうのでしょうか?
今回は、そんなむくみとは何か、どうしてむくみが起こるのか、その原因について調べてみました。
むくみとは?
むくみは、体の中の細胞と細胞の間の水分が以上に増えてしまうことで起こります。
多くの方が悩んでい足のむくみは、長時間同じ姿勢をとり続けることで体内に溜まった水分が下半身に流れて溜まってしまうことで悪化してしまいます。
反対に、夜は就寝中横になっているため、水分が頭のほうへと流れていき、顔に水分が溜まって顔がむくんでしまうのです。
むくみは、ひどい場合1日で3~4㎏もの体重増加を伴う場合もあります。
その特徴は、むくんだ部分の肌を押すとその指の形がくっきりと肌に残ることです。
そして、むくみは見た目だけでなく何か病気のサインでもある可能性もありますので、あまりにもひどい場合は一度病院で診察を受けることをおすすめします。
むくみの原因とは?
1.筋力不足
体の中の水分や栄養は、血液の流れにのって体の中をめぐっていきます。
そのとき、筋肉はそのポンプの役割を果たし、血液の流れをスムーズにする役目をになっています。
しかし、運動不足により筋力が低下してしまうと、ポンプ機能が低下してしまいます。
このため、思うように水分や栄養が体の中をめぐることができず、どんどん体の中に水分がため込まれてしまうのです。
2.冷え
体が冷えることによって代謝が悪くなり、血液の流れも悪くなってしまいます。
すると、同じように血液に含まれる水分がきちんと排出されなくなり、むくみを引き起こしてしまいます。
3.水分不足
むくみを解消しようとして水分を控えることも、かえってむくみを悪化させてしまいます。
水分が不足した状態が続くと、体は水分不足を改善しようとして、さらに水分をため込もうとします。
そのため、むくみがさらに悪化してしまうのです。
水分はきちんと摂取するようにしたいですね。
4.塩分のとり過ぎ
塩分には水分をため込む性質があります。
このため普段から味付けの濃い食事をとっている方はむくみやすくなりますので、要注意です。
5.女性ホルモンバランスの乱れ
生理前などで女性ホルモン量が増えていくと、体は水分をため込みやすくなり、むくみを引き起こしやすくなります。
同じく妊娠中も、ホルモンバランスの変化により、むくみを引き起こしやすくなります。
6.病気のサイン
むくみが慢性的に起こっている場合や、他にも体に何らかの症状がある場合は、病気が原因かもしれません。
特に腎臓疾患はむくみを引き起こしやすいため、気になる方はすぐに病院を受診しましょう。
むくみの原因は一つではない
むくみとは何か、その原因について解説してみました。
むくみの原因は一つではなく、さまざまなことが考えられます。
むくみが起こっている原因によって、その対策方法も変わってきますので、自分のむくみがどんな原因で起こっているか正しく把握して対策を行いましょう。